近年の日本における夏の記録的猛暑は、屋外でのスポーツ活動に甚大な影響を与え続けている。熱中症リスクの高まりから、屋外でのフルコートサッカーの練習時間や試合数の制限が余儀なくされる中、空調の効いた屋内アリーナで開催されるフットサルは、安全面と質の高いトレーニング機会を担保する強力な選択肢として再評価を受けている。
単なる避暑としてのスポーツではない。コンパクトなピッチで密度の高いプレーを繰り返すフットサルは、同じ60分間の活動でもボールタッチ数や1対1の局面回数が11人制サッカーの数倍に達する。猛暑によって屋外活動が制限される夏場に、運動量を落とすことなく、むしろ高インテンシティな負荷を脳と身体に与え続けられる環境は、育成年代にとって極めて貴重だ。環境への適応という観点からも、フットサルの存在感はかつてないほど高まっている。