飼い主が最も神経を尖らせるのが、ちゅーる 塩分と腎臓への負担です。猫は加齢に伴って慢性腎臓病を患いやすい動物であるため、塩分(ナトリウム)の過剰摂取は厳禁とされています。そこで、市販の通常タイプにおける塩分濃度と成分バランスを数値で検証しました。
検査機関やメーカー公表データによると、一般的な「CIAOちゅ〜る まぐろ」1本(14g)に含まれる食塩相当量は、わずか約0.08g前後(塩分濃度約0.5〜0.6%)に抑えられています。これは一般的な猫用総合栄養食ドライフード(塩分濃度0.5〜1.0%程度)と同等、あるいはそれ以下の低水準です。つまり、「ちゅーるは人間用の味付けのように塩辛い」という言説は完全な誤認であることが分かります。
注意すべきは、すでにちゅーる 腎臓病の診断を受けているステージの猫です。病期の猫では塩分だけでなく「リン」や「タンパク質」の厳密な制限が要求されます。通常のおやつ用ちゅーるには肉由来のリンが含まれるため、病状を悪化させる恐れがあります。その場合は一般向け製品を避け、動物病院等で推奨される「腎臓配慮タイプ」や獣医師専用のエネルギーちゅーるを選択するのが鉄則です。