山梨新名物「ラーほー」はまずい?噂の真相と笛吹・石和名店の全貌

山梨新名物「ラーほー」はまずい?噂の真相と笛吹・石和名店の全貌

山梨新名物「ラーほー」はまずい?噂の真相と笛吹・石和名店の全貌についての真相をお届けします。

日本一の桃源郷として知られ、桃やぶどうの収穫量で全国屈指の実績を誇る山梨県笛吹市。観光地として名高いこの街には、長年抱えていた構造的な地域課題が存在していました。それは「果実の旬が夏から秋に限られ、冬や春の閑散期に通年で提供できる名物料理が乏しい」という点、そして「県庁所在地の甲府市などに比べて、市内にはほうとうを提供する郷土料理専門店が意外にも少ない」という実情でした。

この課題を打破すべく、笛吹市商工会や地元飲食店が主導して2018年7月に世へ送り出したのが、新名物「ラーほー」です。名称は笛吹市の商標登録(商標第6161487号)となっており、公式の定義は極めて明快で「山梨県産のほうとう麺を、ラーメンスープで食べること」と定められています。

伝統的なほうとうは、大きな鉄鍋で生麺から野菜と共に煮込むため、注文から配膳までに20分以上かかることが珍しくありません。また、カボチャが溶け込んだ味噌仕立ての濃厚な一杯は、観光のメインディッシュとしては絶品である反面、「日常的に週何杯も食べるには重い」「サッと短時間で食べたい」という現代のライフスタイルにはやや不向きな側面もありました。そこで「ラーメンの手軽さと親しみやすさ」をドッキングさせ、観光客から地元住民の晩酌のシメまでカバーできる万能グルメとして開発されたのです。

山田 真由
著者

山田 真由

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