こども家庭庁が実施した未就学児の生活習慣に関する調査では、家庭内でデジタルデバイスに触れる機会の増加が明確に示されている。特に長雨や猛暑で外出が制限される際、動画コンテンツに頼らざるを得ない現実に多くの親が罪悪感を抱えているのも事実だ。
しかし、完全な排除ではなく「受動的視聴」から「能動的体験」への変換が推奨されている。NHK Eテレの人気番組『ピタゴラスイッチ』のような思考力を刺激する番組は、観て終わりにするのではなく、観た後に家にあるブロックや文房具で似た仕掛けを自作する引き金となり得る。
また、YouTube Kidsを利用する場合も、あらかじめ保護者が管理設定を行った上で、ダンスや運動を促すインタラクティブな動画を選定することが重要だ。「画面を見る」のではなく「画面と一緒に動く」環境を整えることで、デジタルツールを健全な室内活動の味方につけることができる。