流行は繰り返す。しかし、今回の熱狂は単なる懐古ではない。ピンクと黒の配色、レースやラインストーンをあしらった2000年代中盤のデザインが、デジタルネイティブの若者たちには「全く新しい前衛的なデザイン」として映っている。特にスマホケースや平成期のガラケー用ストラップといった小物類での人気が凄まじい。
東京・原宿のショップ店員は語る。「毎日、海外からの観光客がチャーミーのグッズはないかと尋ねてくる。ハローキティは定番すぎて、少しエッジの効いた『チャーミー』を選ぶのが今のクールなんだそうだ」。この微細な心理のズレが、大きなムーブメントの火種となった。