ネット検索を行うと頻繁にサジェストされるのが「PL学園 廃校」というワードです。野球部の休部や花火大会の休止といった象徴的なニュースばかりが先行した結果、学校自体がすでに閉校したものと勘違いしている人が少なくありません。しかし、PL学園廃校の真相を検証すると、この言説は明らかな誤解であることが分かります。
PL学園の現在における実態は、規模を大幅に縮小しながらも、中学校・高等学校・小学校・幼稚園を含めて学校運営を現在進行形で継続しています。かつてのようなマンモス校としての威容はなく、1学年あたりの生徒数は極めて少数ですが、少人数指導の利点を活かした国公立大学や難関私立大学への進学指導、英語教育への注力など、学業主導型の学園再建を模索しています。
また、かつては信徒であることが実質的な入学条件とされていましたが、生徒数減少の打開策として一般家庭からの受験生受け入れ枠を柔軟化し、全寮制から自宅通学を認めるコースを新設するなど、従来の硬直した学校像からの脱却を図っています。「廃校になった」のではなく、「過剰なスポーツブランドを脱ぎ捨て、本来の小規模私立校として生き残りを図っている」というのが客観的な事実です。