南方の鮮やかな魚と聞くと「毒があるのでは?」と不安に思う人も少なくない。結論から言えば、日本沿岸で捕獲される一般的なオジサンにはテトロドトキシンやシガテラ毒のような毒性はなく、安心して食べられる魚だ。水産庁が公開する各種魚類の安全情報や食害データベースを見ても、通常の市場流通品や沿岸で釣れるオジサンが危険視されることはない。
ただし、南太平洋など一部の熱海域に生息する極めて珍しい近縁種では、まれに食性に由来するシガテラ毒を保持する個体が報告されるケースもある。国内の市場や鮮魚店で流通しているものなら何ら問題はないが、自家釣りで極端に巨大な個体を獲った際などは、念のため内臓の傷みや鮮度低下に配慮して手早く処理することが大切だ。