一人暮らし向けの容量として主流なのは「0.5〜1.5合の超小型モデル」と「3合炊きモデル」の2つだが、結論から言えば圧倒的におすすめなのは3合炊きだ。家電ライターの藤山哲人氏は、「1.5合以下のモデルは内釜が浅く、熱対流が起こりにくいため、お米のうまみを最大限に引き出すのが難しい」と分析する。3合炊きであれば、茶碗1杯分(約0.5合)を炊く場合でも十分な空間が保たれ、ふっくらとした炊き上がりを実現できる上、週末の作り置きにも対応できる。
また、加熱方式の選択も極めて重要だ。加熱機構は大きく分けて「マイコン式」「IH式」「圧力IH式」の3種類が存在する。予算重視なら1万円以下のマイコン式も選択肢に入るが、冷めても美味しいお米を食べたい人や、冷凍保存を前提とするなら、釜全体を一気に加熱できるIH式以上を選んでおいて間違いない。上位技術の波及によって、今や3合炊きクラスでも中級機以上の加熱性能を備えたモデルが手頃な価格帯で手に入るようになっている。