全51話に及ぶ物語のクライマックスは、今なお特撮ファンの間で名シーンとして語り継がれています。
魔王(大乃元九十九)によって音楽の国から奪われたすべてのクリスタルジュエルを取り戻すため、ミラクルちゅーんずの5人は最後のステージへ突入。毒毒団の幹部たちを次々と「チューニング(浄化)」し、魔王が放つ絶望の黒いオーラを、全校生徒や世界中の人々の応援エネルギーを集積した「ファイナル・チューンアップ」で打ち破りました。音楽を取り戻した世界で、彼女たちは「アイドル戦士」としての役目を終え、普通の女の子として、そして夢を追い続ける等身大のパフォーマーとしての日常へ帰還します。
この物語の結末は、虚構の世界にとどまりませんでした。作品の成功によって確立された「特撮ヒロイン×実在ガールズグループ」という革新的ビジネスモデルは、次作『魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』へと直結。最終的にそれらの精鋭が集うGirls²という巨大なポップアイコンへと結晶化しました。小田柚葉がグループの屋台骨として放つ輝きは、まさに『ミラクルちゅーんず!』という原点が灯した炎そのものです。