「ゲームのスコアを偽装するだけなら無害な悪戯に過ぎない」という認識は、現代のサイバーセキュリティと法環境においては致命的な誤認です。寿司打チートを実行することには、具体的に以下の3大リスクが直結しています。
1. 悪意あるコードによる情報漏洩とマルウェア感染
YouTubeの概要欄や海外の共有サイトで配布されているスクリプトを、内容を理解せずにブラウザのコンソールへ貼り付ける行為は、自らハッカーに玄関の鍵を渡す行為と同義です。近年の配布スクリプトの中には、自動入力コードの末尾に難読化された悪意のプログラムを忍ばせ、ブラウザのCookie情報、保存されたパスワード、Discordの認証トークンを外部サーバーへ自動送信するトロイの木馬型ツールが複数確認されています。
2. 寿司打チート検知BANとブラックリスト登録
寿司打のシステムは静観を続けているわけではありません。寿司打チート検知BANの仕組みは年々強化されており、人間工学的にあり得ないミリ秒単位での均一なキーストロークや、画面描画を待たずに送信されるキーイベントはサーバー側で自動検出されます。検知されたIPアドレスやブラウザフィンガープリントはランキング登録のブラックリストに送られ、以降どれだけ正常にプレイしてもスコアがサーバーに弾かれる仕組みが講じられています。
3. 法的責任(偽計業務妨害罪・不正アクセス関連法)の抵触リスク
スコアを意図的に改ざんしてサーバーに過剰なリクエストを送り続けたり、ランキングの正常な運営を妨害したりする行為は、日本の刑法第233条が定める「偽計業務妨害罪」に該当する可能性があります。過去には他社オンラインゲームのチートツール作成者や利用者が同容疑で書類送検された判例が多数存在しており、「無料のブラウザゲームだから警察は動かない」という保証はどこにもありません。