お賽銭を納める際、距離があるからといって賽銭箱へ放り投げる行為はマナー違反にあたります。神前や仏前への捧げ物である以上、賽銭箱の縁にそっと滑らせるように静かに投入するのが正しい作法です。
参拝の基本手順も改めて整理しておきましょう。
【神社の基本作法】
1. 鳥居の前で一礼して境内に入る(参道の中央は正中と呼ばれる神様の通り道のため端を歩く)
2. 手水舎で手と口を清める
3. 拝殿前で軽く一礼し、お賽銭を静かに入れる
4. 鈴があれば鳴らし、「二礼二拍手一礼」(深く2回頭を下げ、胸の前で2回手を打ち、最後に深く1回頭を下げる)で祈願する
5. 最後に軽く一礼して退く
【寺院の基本作法】
1. 山門で合掌一礼して境内に入る(敷居は踏まずにまたぐ)
2. 手水舎で清め、鐘楼が撞ける場合は参拝前に撞く(参拝後は「戻り鐘」となり禁忌)
3. 本堂前でお賽銭を静かに入れる
4. 鈴を鳴らし、胸の前で静かに手を合わせる「合掌一礼」(※拍手は打たない)
5. 心の中で祈念を捧げ、最後に深く一礼する
紙幣を納める場合は、そのまま投入口に入れるのではなく、可能であれば白い封筒やポチ袋に新札を包み、表に金額と氏名を記して納めると極めて丁寧な形となります。