プロ野球審判の年収事情!1軍2軍の格差から最高年俸・退職金まで解剖

プロ野球審判の年収事情!1軍2軍の格差から最高年俸・退職金まで解剖

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プロ野球の審判員になるためのルートは、現在ではほぼ一本化されています。かつてのような各リーグによる個別採用や球界関係者の推薦ではなく、NPBが主催するNPBアンパイアスクールを受講し、狭き門を突破することが唯一の道です。

毎年12月頃に開催されるこのスクールには、アマチュア野球の審判経験者や元高校・大学球児など、全国からハイレベルな受講生が約60名前後集まります。スクールでは投球判定の姿勢、コールボイス、フォーメーションの動き、野球規則の深い理解などが徹底的に叩き込まれます。

スクール修了者のうち、NPBの「育成審判員」または「研修審判員」として契約を勝ち取れるのは例年わずか4〜5名程度です。合格率は10%未満という過酷な倍率となっています。

採用を勝ち取った後も、すぐに1軍のグラウンドに立てるわけではありません。まずは四国アイランドリーグplusやルートインBCリーグといった独立リーグへの派遣研修を経て、実戦経験を積みます。そこで優秀な評価を得た審判員だけがNPBのイースタン・リーグやウエスタン・リーグ(2軍戦)を担当し、数年間の下積みを経てようやく1軍の舞台へ昇格します。プロのグラウンドで審判マスクを被るまでには、選手に匹敵するほどの熾烈な競争が存在します。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。