南インド料理の魅力とブームの真相!北との違いから名店まで徹底解剖の特集記事を解説します。最新トレンドが詰まっています。
「インド料理店に入ったのにナンがメニューにない」と驚く初心者は少なくありません。北インドと南インドでは、地理・気候・宗教的背景の違いから、使われる食材や調理法がまったく異なります。
両者の構造的な違いを客観的データと調理特性から比較したのが以下の表です。
比較項目南インド料理(Southern India)北インド料理(Northern India)編集部の着眼点・分析主食の基本米(ライス)、ドーサ、イドゥリ小麦(ナン、チャパティ、ロティ)降雨量の多い南は稲作、乾燥した北は小麦栽培という風土差が直結。油脂・ベース植物油、ココナッツオイル、ココナッツミルクギー(澄ましバター)、生クリーム、カシューナッツペースト南はサラサラとして食後感が軽く、北は濃厚でリッチなコクが特徴。主用スパイス・ハーブカレーリーフ、マスタードシード、タマリンド、黒胡椒ガラムマサラ、クミン、コリアンダー、カルダモン南は柑橘系を思わせる爽快感と酸味、北は重厚な甘い芳香が際立つ。代表的メニューミールス、サンバル、ラッサム、ドーサバターチキン、コルマ、タンドリーチキン日本国内の一般的な「インドカレー店」の多くは北インド発祥。