空港の保安検査場は、常に時間に追われる乗客と高い緊張感を持つ保安検査員が交錯する現場です。SNSや知恵袋、旅行者コミュニティに寄せられる実際の利用者の声から、現場で頻発しているトラブルの構造が見えてきます。
大手航空会社の地上係員や保安検査員の証言によると、手荷物検査でレーンが滞留する原因の約4割が「電子機器・液体物の出し忘れによる再検査」に起因しています。
「前の乗客がリュックの最深部にパソコンをしまい込んでおり、トレーの前で荷物をすべて広げて大渋滞を引き起こしていた」「スマートレーンだと思い込んでパソコンを出さずに流したら、そこは従来型の通常レーンで、荷物を開けられて再検査になった」といった不満の声は後を絶ちません。
特に羽田空港などでは、繁忙期に混雑緩和のため通常レーンとスマートレーンへランダムに誘導される場面があります。案内スタッフの「パソコンはそのままで結構です」あるいは「パソコンはお出しください」という肉声アナウンスを聞き漏らさず、直前の指示に柔軟に対応する姿勢が求められます。