関西を中心に「ラ・ムー」や「ディオ」を展開する大黒天物産。そのノウハウが凝縮されたディオ大東店が、大東市の激安スーパー激戦区において頭一つ抜けた存在感を放つ背景には、徹底的に無駄を削ぎ落とした独自のビジネスモデルがあります。
売り場に足を踏み入れるとまず目を奪われるのが、段ボールのまま豪快に積み上げられた陳列スタイルです。商品を一つひとつ棚に並べる品出しの手間を最小限に抑え、人件費を大幅に圧縮。さらに、自社の大型物流センターとプライベートブランド(PB)「D-PRICE」の製造拠点を直結させることで、中間マージンを極限まで排除しています。この盤石なコスト管理体制こそが、他チェーンの追随を許さない安さの最大の源泉です。