ボーイ・ジョージの若い頃は、まさに栄光と挫折が隣り合わせの激動の日々でした。1982年のデビュー以降、「君は完璧さ(Do You Really Want to Hurt Me)」や全米・全英1位を獲得した「カーマは気まぐれ(Karma Chameleon)」など、メガヒットを連発。煌びやかなニューロマンティック運動の旗手として一世を風靡しました。
しかし、過密日程とプレッシャーから深刻な薬物依存に陥り、1986年にはバンドが事実上の活動停止へ追い込まれます。さらに2000年代後半には私生活のトラブルから過去に逮捕・服役を経験するなど、キャリアは一時どん底を迎えました。
転機となったのは、服役後の徹底した生活改革でした。薬物やアルコールを完全に断ち切るクリーンな生活(ソバー・ライフ)を宣言。現在では15年以上の完全な断酒・断薬を継続しており、自らの過ちと正面から向き合って復活を遂げた姿は、多くの人々からリスペクトを集めています。