多指症の猫を語る上で欠かせないのが、ノーベル文学賞作家アーネスト・ヘミングウェイのエピソードです。彼は船長からプレゼントされた「スノーボール」という名の6本指の白い子猫を溺愛し、そこから彼の屋敷で暮らす猫たちに多指症の遺伝子が受け継がれていきました。
現在もアメリカ・フロリダ州キーウェストにある「ヘミングウェイ博物館(旧邸)」には、彼の愛した猫たちの子孫が約60頭暮らしており、その半数近くが多指症を受け継ぐ「ヘミングウェイキャット」として世界中から訪れる観光客を迎えています。まるでミトン手袋をはめているように見えるその愛嬌たっぷりの足先は、2026年を迎えた現在も多くの猫好きや文学ファンを魅了し続けています。