検察庁は法務省の特別の機関であり、全国に張り巡らされた階層構造を持っています。組織は「最高検察庁」「高等検察庁」「地方検察庁」「区検察庁」の4段階で構成されています。
検察官の役職階級は極めて厳格です。トップに君臨するのが最高検察庁の長である「検事総長」です。その下を次長検事、高等検察庁のトップである「検事長」、地方検察庁の長である「検事正」が固め、一般の「検事」、そして簡易裁判所の事件などを担当する「副検事」が現場の実務を支えています。
メディアで頻繁に取り上げられる「特別捜査部(特捜部)」は、東京・大阪・名古屋の各地方検察庁に設置された精鋭部門です。警察からの送致を待たず、自らの情報収集と独自捜査によって政界の汚職事件、大型脱税、粉飾決算などの経済犯罪に切り込みます。国家の不正を白日の下に晒す「最強の捜査機関」として強い影響力を発揮しています。