なぜ同じ名前であっても、鑑定サイトによって「大吉」と「大凶」に結果が真っ二つに分かれてしまうのでしょうか。その根底には、姓名判断 流派 違いにおける「画数の数え方」と「構造の捉え方」の深淵な溝が存在します。
多くの近代姓名判断は、昭和初期に熊﨑健翁氏が体系化した「熊﨑式」を祖としています。姓名を構成する文字から五格(天格・人格・地格・外格・総格)を算出し、それぞれの数字が持つ霊意を読み解く基本構造は共通しています。しかし、山本式姓名学 画数計算では、文字の画数を数える基準として清代の漢字字典である『康煕字典』の原字(旧字体)を一切の妥協なく適用します。
最大の問題は、旧字体 新字体 画数の取り扱いです。例えば「池」という文字は、現代の学校教育で習う筆画数では6画ですが、康煕字典の原意では部首の「氵(さんずい)」を原字である「水(4画)」として計算するため、山本式では7画として扱います。同様に「草」や「蓮」の「艹(くさかんむり)」は「艸(6画)」として数えるため、現代の感覚より2〜3画も多くなります。
このズレにより、新字体ベースの簡易サイトでは「大吉の24画」と判定された総格が、山本式の旧字体計算では「破滅の27画(大凶数)」へと変貌してしまう事態が日常茶飯事として起きています。