グループ企業だからこそ生じる「利用者の勘違い」や「現場でのトラブルの種」も存在します。損をしないためにも、ネット上で散見される誤解を正しく整理しておきましょう。
誤解1:「吉野家の電子マネーや個別クーポンは、はなまるでも使える?」
これは完全な誤解です。吉野家専用のプリペイドカード「吉野家プリカ」や、吉野家公式アプリ単体で配られる「牛丼50円引きクーポン」などは、原則としてはなまるうどんのレジでは使えません。逆も同様で、はなまるアプリの「天ぷら無料クーポン」を吉野家で出すことは不可能です。共通利用できるのは、あくまで「吉野家ホールディングスの株主優待券」および「合同キャンペーンとして明記された施策」に限られます。
誤解2:「株主優待券はお釣りが出る?」
吉野家HDの株主優待券(500円券)は、吉野家・はなまるうどんのどちらで使用した場合もお釣りが出ません。例えば、はなまるうどんで小サイズのかけうどんと天ぷら1個を頼んで合計400円台後半になった場合、そのまま500円優待券を出すと差額分損をしてしまいます。おでんや追加トッピングを1品加えて500円をわずかに超えるように調整し、超過分を電子マネーや現金で支払うのが、外食通の間で徹底されているスマートな会計術です。