氷室が設立した個人マネジメントオフィス「BeatNix」は、日本の音楽産業におけるアーティスト主導型ビジネスの先駆けとなった存在だ。ユニバーサルミュージックなどの大手メジャーレーベルと対等に渡り合い、自らの著作権や表現の自由を厳格に管理してきたその独立独歩の姿勢は、子供たちの職業観にも多大な影響を与えている。
現在、ロサンゼルスを拠点とする家族のネットワークは、単なる血縁関係を超えたクリエイティブな相互理解で結ばれている。父のスタジオワークを間近で見て育った彼らは、ビジネスとアートの境界線を鮮やかに飛び越える現代的な感覚を持ち合わせているのだ。