視聴者の間で今なお語り草となっているのが、最終回(第10話)のラストシーンで描かれた柴咲コウ GOOD LUCK キスシーンです。パラオの美しいビーチで、怪我から復帰した新海元と歩実が交わす夕日を背景にしたロングキスは、平成ドラマ屈指の名場面として挙げられます。
現場関係者の証言によると、このシーンは徹底した自然光のタイミング(マジックアワー)を狙って撮影され、NGが許されない極度の緊張感の中で敢行されました。当時、一部の週刊誌では二人の不仲説やぎこちなさが取り沙汰されることもありましたが、実際には作品に対する徹底したストイックさゆえの距離感でした。木村拓哉は柴咲コウの演技に対する集中力と嘘のないリアクションを高く評価しており、過剰に馴れ合うことなく、互いにプロとしてリスペクトし合っていたことが、画面越しに伝わる強烈な化学反応を生み出しました。