東西両陣営のスター選手がしのぎを削った東京大会は、競技面でも歴史的な記録が多数誕生しました。アメリカとソビエト連邦による二大超大国の覇権争いの中、開催国の日本は驚異的な大健闘を見せました。
日本は、お家芸であるレスリング(金5個)、体操(金5個)、初採用となった柔道(金3個)、ボクシング(桜井孝雄選手)、重量挙げ(三宅義信選手)、そして日本中を熱狂させた女子バレーボール(東洋の魔女)などで金メダル16個を獲得。総メダル数でも世界3位という輝かしい成績を残し、戦後復興の完了を国際社会に鮮烈に印象づけました。
1964年東京五輪参加国一覧(地域別・全93カ国・地域)
競技に実際に参加した93の国・地域の内訳は以下の通りです。
- アジア(17):日本、インド、イラン、イラク、イスラエル、カンボジア、韓国、スリランカ(セイロン)、台湾(中華民国)、タイ、パキスタン、フィリピン、ビルマ(現ミャンマー)、ベトナム(南ベトナム)、香港、マレーシア、モンゴル
- アフリカ(16):アルジェリア、ウガンダ、エチオピア、ガーナ、カメルーン、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、セネガル、タンガニーカ(現タンザニア)、チャド、チュニジア、ニジェール、ナイジェリア、マリ、マダガスカル、モロッコ、アラブ連合共和国(エジプト)、北ローデシア(閉会式当日にザンビアとして独立)※リビアはエントリー後棄権
- ヨーロッパ(31):アイルランド、アイスランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、チェコスロバキア、デンマーク、東西ドイツ合同選手団、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、モナコ、ユーゴスラビア、ルーマニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、ソビエト連邦
- 南北アメリカ(24):アメリカ合衆国、アルゼンチン、ウルグアイ、カナダ、キューバ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、チリ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、パナマ、バハマ、バミューダ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、メキシコ、プエルトリコ、オランダ領アンティル、ガイアナ(イギリス領ギアナ)
- オセアニア(3):オーストラリア、ニュージーランド