外からの評判だけでなく、内側の実態はどうなっているのでしょうか。企業口コミサイト「転職会議」(全13件)や「エン カイシャの評判」に投稿された社員・元社員の口コミ、そして芸能スクールやSNSで語られるオーディション体験談から、現場のリアルな温度感を検証します。
転職会議などの口コミデータを詳細に読み解くと、社風や労働環境に関して極めて明確な傾向が見られます。
【元社員の口コミ・証言の傾向】
「とにかく映画や演劇が心底好きな人にとっては最高の環境。監督やプロデューサーとの距離が近く、大手では何年も下積みをしないと任されないような作品選定やキャスティングの現場に若手のうちから深く関わることができる。ただし、タレントの人生を背負うプレッシャーは大きく、土日や夜間の撮影現場立ち会いなど、ライフワークバランスを割り切って求めたい人には過酷に感じる部分もある。」(転職系口コミサイトの集約情報より)
元社員の投稿からは、いわゆる「定時退社・マニュアル通り」を求めるビジネスパーソンにとっては激務である一方、映画業界の最前線でクリエイティブなマネジメントを学びたい人にとっては、これ以上ない密度の濃い修行場であることが窺えます。
一方、未来の俳優たちからの評価はどうでしょうか。毎年開催されるわけではないユマニテのオーディション募集や随時受付の書類選考に関して、ネット上の掲示板や知恵袋、オーディション情報サイトには以下のような生の声が寄せられています。
「書類審査で落ちてしまったけれど、返信用封筒や案内の対応が極めて丁寧だった」「オーディション会場に行くと、いわゆる量産型の可愛い子やイケメンではなく、どこか影があったり、独自の眼差しを持った個性的な人ばかりが集まっていた」「面接官が単なるプロフィールではなく、これまで何を考え、どんな本を読み、どんな痛みを経験してきたのかという『人間性』を深く掘り下げてきた」といった証言が散見されます。
大手事務所のオーディションが「即戦力のビジュアルやSNSフォロワー数」を重視する傾向を強める中、ユマニテはオーディションの選考段階から「その人の内面に宿る固有の物語」を見抜こうとしていることが、応募者たちの口コミからも裏付けられています。