日章学園の評価を決定づけているのが、卒業後の圧倒的な進路実績です。日章学園サッカー部の進路詳細まとめを見ると、プロ入りはもちろんのこと、大学サッカー界の強豪(関東大学サッカーリーグ、関西学生サッカーリーグ)への進学ルートが盤石に確立されています。
歴代Jリーガーの顔ぶれは多彩を極めます。サガン鳥栖や湘南ベルマーレなどでJ1の主力として長年君臨した福田晃斗をはじめ、ブラウブリッツ秋田の守備を支える河野貴志、桐蔭横浜大学を経てサンフレッチェ広島で日本代表クラスへの階段を駆け上がった中野就斗など、プロの第一線で「走れて戦える」タフな人材を輩出し続けてきました。
そして、高校サッカー界の歴史を揺るがすビッグニュースとなったのが、FW高岡伶颯のイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFC加入(内定・契約)です。U-17ワールドカップで見せた驚異的なプレッシングと決定力が世界的に評価され、Jリーグを経由せずに欧州5大リーグのクラブへ直行するという異例のキャリアパスを切り拓きました。
高岡の成功は、チーム全体の進路指導に構造的な変革をもたらしました。現在では「Jリーグ入り」だけでなく「直接欧州へ通用するアスリート能力の獲得」が明確な育成指針として掲げられており、国内外のプロスカウトが定期的に宮崎のグラウンドを視察する好循環が生まれています。大学進学においても、明治大学、流通経済大学、福岡大学、桃山学院大学などの名門校へ推薦枠を持ち、4年間を通じたセカンドキャリアの形成率も極めて高い数値を維持しています。