市場に流通する製品の中でも、特に高い関心を集めているのがローカカオ(Raw Cacao)と呼ばれる低温処理の製品だ。通常、カカオ豆は100度以上の高温で焙煎されるが、ローカカオは45度以下の低温で慎重に乾燥・発酵加工を行う。これにより、熱に弱い酵素やビタミンC、一部のミネラルが破壊されずにそのまま保持される。
加熱処理された一般的な製品と比べ、ローカカオニブの抗酸化値は数倍に達するとの報告もある。苦みがマイルドでフルーティーな酸味が際立つ点も特徴だ。本物志向の消費者がローカカオを選ぶ動きは、オーガニック市場全体のトレンドを加速させている。