羊肉料理を楽しむ上で絶対に押さえておきたいのが、「ラム」と「マトン」の違いだ。この二つを分ける基準は、ズバリ「羊の月齢」にある。
ラムは生後1年未満の仔羊の肉を指す。肉質が非常に柔らかく、羊肉特有のクセや臭みが極めて少ないため、初心者でもあっさりと食べられるのが魅力だ。一方のマトンは生後1年以上の成羊の肉。身が引き締まり、噛めば噛むほど深みのあるコクと濃厚な旨みが口いっぱいに広がる。通好みの味わいと言えるだろう。
さらに見逃せないのが、その優れた栄養価だ。羊肉には脂肪燃焼をサポートする成分として注目される「L-カルニチン」が豊富に含まれている。一般社団法人「日本羊肉協会」などの啓蒙活動もあり、低カロリー・高タンパクで鉄分や亜鉛も豊富な羊肉は、ダイエッターや健康志向の人々の間で「太りにくい最強のヘルシー肉」として絶大な支持を集めている。