インフルエンサーが自身のブランドを立ち上げ、一時の話題性で商品を売り切るモデルは、すでに過去の遺物となりつつある。水越みさとが手がけるプロダクトやコラボレーション商品が発売と同時に異例の反響を呼ぶ理由は、その開発プロセスにおける愚直なまでのこだわりにある。
数千点に及ぶコスメを自分の肌で試してきた経験値は、そのまま製品の細部へとフィードバックされる。「あとほんの少しだけ黄みを抑えたい」「ミリ単位でブラシの毛量を調整したい」といった緻密な要求は、製造工場側を唸らせるほどだ。話題性だけに依存しない本物の使い心地。それが手に取る消費者に確実に伝わるからこそ、リピート率は高水準を維持し続けている。