洗濯機の形状によっても「注水」の挙動と効果は大きく異なる。縦型洗濯機は水量を多く使うため、注水によるオーバーフロー効果が顕著に現れる。
対照的に、少量の水で叩き洗いを行うドラム式洗濯機では、注水ボタンを押しても構造上「オーバーフロー」するわけではない。多くのドラム式では、給水しながら叩き洗いの時間を延ばしたり、スプレーシャワーの回数を増やすといった特殊な補正プログラムが作動する仕組みだ。
2026年最新モデルに搭載された「AI自動検知センサー」は、水の濁り度や布質を判定してすすぎ回数を判断する。しかし、センサーも万能ではない。防水性の高いスポーツウェアや、表面は乾いているが内部が極度に汚れた厚手生地などは、AIが「すすぎ完了」と誤認することがある。こうした場合にこそ、手動での注水すすぎ設定が威力を発揮する。