当然ながら、ここまでの暴走劇となれば、現実の野球界とのギャップも話題にならざるを得ない。プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)の爽やかなイメージとは真逆を行く、圧倒的コンプライアンス違反のオンパレード。関係者は「もちろん公式の承認など得られるはずもない、究極のパロディでありリスペクトだ」と笑う。
コンプライアンス遵守が叫ばれる現代のエンタメ界において、ここまで危険な橋を渡る作品が誕生すること自体が奇跡に近い。だが、表現の自主規制に疲れ切った現代の観客が求めているのは、まさにこのような「本気の狂気」なのではないだろうか。