かつて「改札に入るまで20分待ち」とまで揶揄されたJR横須賀線ホームの過密状況は、新ホーム増設と動線分散化によって大きく様変わりした。混雑ピーク時における乗客の流れは以前よりスムーズになり、ホーム上の安全確保という長年の課題に一定の目処が立ちつつある。
もっとも、課題がゼロになったわけではない。相鉄・東急直通線の開業以降、広域からの乗り入れ車両と乗客のパターンはさらに多様化した。駅関係者が日夜微調整を続けるダイアグラムと、スマート改札システムによるデータ分散管理が、過密ダイヤの破綻を防ぐ最後の砦となっている。