トップチーム(スペシャルグループ)による競技パレードは、まさに総合芸術の極みだ。緑とピンクのシンボルカラーで知られる「マンゲイラ」は、2026年のテーマ(エンレード)としてブラジルの古代先住民族の知恵と未来都市の共生を採り上げ、観客を圧倒的な物語の渦へと引き込んだ。
一方、青と白の伝統校「ポルテーラ」は、大西洋を渡ったアフリカ文化の歴史的対話を重厚なリズムで表現。打楽器隊「バテリア」の圧倒的なグルーヴが響き渡るたび、スタンド全体がうねるように揺れた。言葉や文化の壁を超え、全身の皮膚感覚で感じ取るストーリーテリングの力は、いまも変わらずこの祭りの核として輝いている。