俳優として確固たるキャリアを積み重ねていた彼は、2011年の震災と原発事故を境に、安泰なポジションを捨てて政治の道へと舵を切った。無所属での厳しい出馬を経て参議院議員に初当選し、やがて自らが率いる政治勢力として「れいわ新選組」を設立。既存の政党政治に対する強烈なオルタナティブとして頭角を現した。
日本の国会という格調や形式が重んじられる場において、彼の行動は常に異彩を放っている。フリップを掲げた熱弁や、時に物議を醸すパフォーマンスは、一部からの強い批判と背中合わせでありながらも、「建前を排除した本音の論戦」として多くの支持者の心を揺さぶってきた。日本の政治が綺麗ごとや官僚答弁に終始しがちな中で、彼は政治生命を賭けて「身一つ」で議論に挑み続けている。