太田裕美が歌った不朽の名作「木綿のハンカチーフ」や、国民的アニメの代名詞である「サザエさん」の主題歌。さらには数々のアーティストに日本レコード大賞をもたらした大ヒットナンバーまで、彼のメロディは日本人のDNAに深く刻み込まれている。単なる「懐メロ」の枠を超え、時代や世代を超えて愛され続ける理由は何なのか。
それは、洋楽の洗練されたコード進行と、日本人が本能的に心地よいと感じる歌謡曲の情緒を見ごとに融合させた「普遍的なポップセンス」にある。テレビの懐かしの歌番組はもちろん、ドラマの挿入歌やCMソングとして今なお採用され続けている。流行に消費されないメロディの強さこそが、時代が平成、令和と変わっても衰えない驚異的な稼ぎの原動力なのだ。