異国の地や慣れない環境下でも、彼のスタイルは微塵も揺るがなかった。2006 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、日本代表の精神的支柱としてチームを世界一へ導いた際も、徹底した食のコンディショニングが光った。過密日程と移動の疲労が重なる短期決戦で、他の選手が体調維持に苦しむ中、彼は己のルーティンを頑なに守り抜いた。
プレッシャーが頂点に達する極限状態だからこそ、口にするものを変えない。選択肢を削ぎ落とすことで精神的な余計なブレをなくし、集中力を研ぎ澄ます。世界一の歓喜の裏には、どこへ行っても揺るがない食の軸が存在していた。