見落とされがちだが、コンタクトレンズは心臓ペースメーカーや人工関節と同じ高度管理医療機器に分類されている。不具合が生じた場合に人体へのリスクが比較的高いとされるカテゴリーだ。そのため厚生労働省は、適正な使用と定期的な医療機関の受診を強く推奨している。
厚生労働省のスタンスは、購入時の処方箋提出を法律で直接義務化してはいないものの、販売事業者に対して「購入者が眼科医の指導を受けているか確認すること」を指導・啓発するにとどまる。行政側の安全意識と、市場の購買スピードの速さの間にギャップが生じている点は否定できない。