江戸城石垣から高級温泉へ!伊豆石の歴史と若草石の魅力・入手相場

江戸城石垣から高級温泉へ!伊豆石の歴史と若草石の魅力・入手相場

江戸城石垣から高級温泉へ!伊豆石の歴史と若草石の魅力・入手相場に関する最新のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

ネット上の情報では「伊豆石の採掘場へ行けば簡単に手に入る」「今も山から切り出されている」といった誤解が一部で見受けられます。しかし、石材業界の関係者データによると、伊豆現地で稼働している大規模な採掘場は現在ほぼ存在せず、大半が休山・閉山となっています。

かつて隆盛を極めた採掘場跡(室岩洞や下田の旧坑道など)は、崩落の危険防止や景観保護の観点から保全エリアとなっており、産業用として無秩序に採掘することはできません。そのため、現在「伊豆石」として市場に流通しているものの正体は、以下の3パターンに限られます。

  1. 古民家・石蔵の解体から回収された再生古材(風合いがあるが規格サイズが不揃い)
  2. 過去に採掘され石材店が大切に保管してきたデッドストック(数量限定で高価格)
  3. 十和田石や中国産・欧州産の類似緑色凝灰岩を「伊豆石風」として代用(風合いは近いが産地が異なる)

「本物の伊豆石」にこだわって空間づくりを行う場合は、解体古材の引き取りネットワークを持つ専門石材店や、確かな産地証明・解体由来を明示できる古材業者へ直接アプローチすることが不可欠です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。