雨の日のドライブを計画する際、インターネット上の情報を鵜呑みにすると思わぬトラブルに巻き込まれることがあります。ここでは、よくある3つの誤解と現場の盲点を是正します。
誤解1:「アウトレットモールは雨の日でも快適に買い物が楽しめる」
関東には御殿場、木更津、酒々井、佐野、入間など多数のアウトレットモールが存在し、「雨の日はアウトレットドライブ」と紹介されるケースが多々あります。しかし、日本の大型アウトレットの多くは「オープンモール型(屋外通路型)」の設計となっています。
店舗の軒下に雨除けのキャノピー(屋根)が設置されているものの、店舗間の移動や道路の横断時には傘が必須であり、強い風雨の日はショッパー(紙袋)が濡れて破れるリスクがあります。雨の日に完全な快適性を求めるのであれば、オープン型アウトレットではなく、「ららぽーと」や「イオンレイクタウン」のような完全密閉型のエンタメ複合ショッピングモールを選択するのが賢明です。
誤解2:「工場見学は思い立ったら当日ドライブで行ける」
雨の日の知的好奇心を満たす「工場見学ドライブ(ビール工場、お菓子工場、めんたいパークなど)」は近年大人気です。しかし、食品メーカーや飲料メーカーの本格的な見学ツアーの多くは、完全事前予約制(数週間〜数日前までの予約)を導入しています。
「雨だから急遽行き先を変更して立ち寄る」という当日飛び込みでは、ショップやフードコートにしか入れないケースがほとんどです。当日予約なしで楽しめるのは「めんたいパーク」のようなオープン型観光工場などに限られるため、出発前の確認が欠かせません。
誤解3:「雨天時の高速道路は空いている」
「雨だから出かける人が減って道路は空いているだろう」という予測は、首都圏では通用しません。実際には、公共交通機関からマイカー利用へのシフト、視界不良による車間距離の拡大、スリップ事故や追突事故の多発により、首都高速道路や主要インターチェンジ付近の渋滞発生率は晴天時より約20%〜35%増加するという道路交通データが存在します。特に午後からの復路は、主要ボトルトンネルでの自然渋滞が深刻化しやすいため、余裕を持ったスケジュール管理が必要です。