現在、社会全体で関心が高まっているのが「宗教2世」が直面する苦悩です。これは芸能界で活動するタレントや表現者にとっても無縁ではありません。
親が熱心な信者である家庭に生まれた2世は、物心ついた頃から教団の教義に従った生活を強いられ、多額の献金による家庭崩壊や進路の制限など、深刻な葛藤を抱えて育つケースが少なくありません。芸能界の中にも、親の信仰に振り回されながらも自らの才能で道を切り拓いてきたタレントやクリエイターが存在します。
かつては「親の信仰=本人の信仰」と見なされる偏見もありましたが、現在は「親の信仰と個人の信条・人権は別物である」という理解が急速に浸透しています。自らの意志ではなく環境によって巻き込まれた2世タレントに対し、不当なラベリングやバッシングを行うことは厳に慎むべきであり、彼らが安心して活動できる環境づくりがエンタメ業界にも求められています。