Q1:鍵穴専用潤滑スプレーがない時、ドライヤーの風やアルコール消毒液で代用できますか?
A1:ドライヤーの「冷風」でホコリを吹き飛ばすのは有効ですが、温風を当て続けると変形や変質のリスクがあります。また、アルコール消毒液やパーツクリーナーは揮発性があるものの、シリンダー内に残っているべき正常な微量潤滑成分まで完全に洗い流してしまい、かえって金属摩耗を早めるため代用は推奨されません。
Q2:回りにくい状態を放置して使い続けるとどうなりますか?
A2:内部のタンブラーピンが異常摩耗を起こし、ある日突然まったく鍵が回らなくなって締め出されたり、回そうとした瞬間に鍵が折れてシリンダー内に残骸が詰まったりします。開錠作業と破壊を伴うシリンダー交換が同時に必要になり、費用が数倍に膨らむため、軽微な引っかかりを感じた段階で早めに対処してください。
Q3:合鍵(スペアキー)を使うと回りにくいのですが、なぜですか?
A3:街の合鍵ショップやホームセンターで作った複製キーは、元鍵(マスターキー)からわずかな精度のズレが生じていることがあります。特にディンプルキーは0.01ミリ単位の誤差でも引っかかりの原因になります。メーカー名と鍵番号が刻印された「純正キー」を取り寄せて使用するか、精度の高い専門店で再作製を依頼してください。