最も多くの人が陥る失敗が、インパクトドライバーにステップドリルを取り付けてそのまま高回転・打撃モードで回してしまうケースだ。株式会社マキタや工機ホールディングス株式会社 (HiKOKI) が手掛ける最新の充電式電動工具は非常にハイパワーだが、内部の打撃機構(ハンマー機能)が作動すると、ステップドリルの超硬な刃先は容易に欠けてしまう。
ステップドリルを使用する際は、可能な限りドリルドライバーモードを選択し、クラッチ機構を活用して低速高トルクで回すのが鉄則だ。もしインパクトドライバーしか手元にない場合は、打撃が加わらないようトリガーの引き加減を繊細にコントロールしなければならない。低回転を維持し、刃が金属を「切る」感覚を意識することが長持ちの鍵となる。