近年、昭和レトロブームが若い世代の間で巻き起こっている。YouTubeや音楽ストリーミングサービスを通じて、1960年代の歌謡曲が「シティポップの源流」として再発見されているのだ。その波は、高石かつ枝の楽曲にも及んでいる。
彼女の代表曲がデジタルリマスターされ、サブスクリプションで配信されると、当時を知らない10代や20代のリスナーから「声が可愛すぎる」「今のJ-POPにはない哀愁がある」といったコメントが寄せられるようになった。時代を超えて評価される本物の歌唱力。彼女が残した音楽の火は、決して消えてはいない。