独立後の歩みは、表現者としての飢えを証明するかのように熱を帯びている。注目の新プロジェクトや大型コンサートへの出演が相次ぎ、チケットは発売と同時に争奪戦が繰り広げられる。劇団の枠を飛び越え、東宝をはじめとする様々なプロデュース公演や名門オーケストラとの共演に挑む姿は、まさに新章の幕開けにふさわしい。
最新のソロコンサートでは、往年のミュージカルナンバーにとどまらず、スタンダードジャズや壮大な映画音楽までを網羅したセットリストを展開。圧倒的な声量で劇場を満たすフォルテシモから、静寂の中で息づく繊細なピアニッシモまで、表現のレンジは一段と広がりを見せている。一音一音に宿る圧倒的なドラマ性は、生のステージでしか味わえない至高の贅沢だ。