パチスロのメガヒットによって再び脚光を浴びることとなった原作は、2013年に放送されたオリジナルSFロボットアニメだ。制作を担当した株式会社サンライズの圧倒的なメカニック描写と、監督の松尾衡、シリーズ構成の大河内一楼が紡ぎ出した予測不能のストーリーテリングは、放送当時から熱狂的な議論を巻き起こした。
「世界を暴く」というテーマのもと、平穏な学園生活が突如として国家間の戦争と謎の生体兵器ヴァルヴレイヴによって塗り替えられていく怒涛の展開。理不尽な運命に翻弄されながらも人間性を捨てて機体に乗り込む少年少女たちの葛藤は、大河内一楼ならではのエッジの効いた脚本術によって鮮烈に描かれた。
パチスロの液晶に映し出される終了画面のビジュアル一枚一枚にも、彼らがアニメ本編で構築した重厚なキャラクター造形と世界観の美学が色濃く反映されている。原作の持つ切迫感とドラマツルギーが、ホールの熱気と共鳴しているのだ。