大腸がんの症状と前兆サイン|便が細い・血便の真実と早期発見法

大腸がんの症状と前兆サイン|便が細い・血便の真実と早期発見法

大腸がんの症状と前兆サイン|便が細い・血便の真実と早期発見法の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

Q1:便が細い日がたまにあるのですが、大腸がんの可能性は高いですか?
A1:一時的なものであれば、食事量の減少や水分不足、過敏性腸症候群(IBS)などの機能性疾患による一時的な腸の痙攣が原因であることが多く、直ちにがんを疑う必要はありません。しかし、「細い便しか出ない状態」が数週間から1カ月以上持続している場合は、物理的に腸の内腔が狭くなっている疑いがあるため、速やかに内視鏡検査を受ける必要があります。

Q2:大腸がんの初期症状として、下痢やオナラ(放屁)の臭いに変化はありますか?
A2:初期の段階では放屁の臭いや下痢に変化が出ることはほぼありません。ただし、進行して腫瘍が大きくなると、腸内環境の悪化や潰瘍化した腫瘍組織の壊死・出血に伴い、腐敗臭のような非常に強い悪臭のオナラが出ることがあります。また、腸の狭窄によって細くなった隙間から液状成分だけが出ることで、頑固な下痢が続くケースは進行がんのサインの一つです。

Q3:便潜血検査で2回のうち1回だけ陽性でした。再検査(もう一度便潜血)で確認してはダメですか?
A3:便潜血の再検査で白黒をつけようとすることは絶対に避けてください。大腸がんやポリープからの出血は常に一定ではなく、日によって出血が止まることも多々あります。「もう一度受けて陰性だったから安心」というのは完全な誤信であり、1回でも陽性が出たという事実自体が、大腸のどこかに出血源があることを示唆しています。次に行うべきは便潜血の再検査ではなく、全大腸内視鏡検査です。

森 瞳
著者

森 瞳

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