犬の肺水腫で見逃せない初期症状と夜間の緊急対処法の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。
肺水腫の治療は緊急度によって入院期間や投薬プロトコル、発生する医療費が大きく変動します。一般的な動物医療現場における指標をまとめました。
病期ステージ主な臨床症状標準的な治療・処置治療費・費用の目安(概算)初期(軽度)睡眠時呼吸数30回以上、夜間の乾いた咳、運動を嫌がる外来通院、利尿剤の内服開始、強心薬・血管拡張薬の調整1回あたり 15,000円〜30,000円(検査・投薬代含む)中等度(進行期)起座呼吸、開口呼吸、喘鳴音、横になって眠れない高濃度酸素室(ICU)管理、利尿剤の静脈注射、血管拡張剤点滴1泊2日〜3日の入院 50,000円〜120,000円程度末期(重篤・救急)チアノーゼ、ピンク色の泡の喀出、意識障害、虚脱緊急ICU挿管・陽圧換気、強力な利尿処置、昇圧剤投与夜間救急+集中治療 150,000円〜300,000円超在宅維持期急性期脱却後の安定期、呼吸数のコントロール維持在宅用酸素ハウス(レンタル)、内服薬(強心薬・利尿剤・ACE阻害薬)月額 30,000円〜50,000円(酸素レンタル代+定時薬)