上半身以上に転倒や雪面への着座で圧迫を受けるのが下半身です。下半身の重ね着には、上半身とは異なる特有の注意点があります。
1. タイツとプロテクターの重ね順
下半身はスノボタイツ防寒(吸汗速乾性のあるスポーツタイツ)を履いた上に、ヒップや膝を守るスノボプロテクター下着(ケツパッド)を重ね、その上からスノボパンツを着用するのが基本です。直接肌の上にプロテクターを履くと汗で擦れやムレが発生しやすくなります。防寒重視で厚手のスウェットをパンツの下に履くのは、膝の曲げ伸ばしを阻害し転倒時の怪我リスクを高めるため避けてください。
2. スノボソックス選び方と「2枚履き」の厳禁理由
足元の冷えを恐れて靴下を2枚重ね履きする初心者が散見されますが、これは絶対にNGです。靴下を重ねるとブーツ内部で血行が圧迫されて逆に足先が冷える上、靴擦れや操作性の低下を招きます。ソックスはスノーボード専用または登山用の厚手ソックス1枚を着用し、吸湿性とクッション性を確保するのが鉄則です。