ネット上の掲示板やSNSでは、精神科病院全般に対する過度な偏見や誤った噂が散見されることがあります。客観的な医療現場の視点から、代表的な2つの誤解を正します。
誤解①:「一度入院すると退院できなくなるのではないか」
現代の精神医療において、不必要な長期入院は厳格に制限されています。厚生労働省の地域移行推進方針に基づき、同院でも早期の在宅・施設復帰を視野に入れた退院支援プログラムが組まれています。多職種チームが定期的にカンファレンスを行い、病状の安定に合わせて段階的な外出・外泊訓練が実施されます。
誤解②:「精神科専門病院だから身体の急変に対応できない」
和仁会病院は内科診療機能を併設しており、日常的な身体管理能力を備えています。さらに、高度な外科処置や急性冠症候群などの重篤な急変が発生した場合は、福岡市内の連携高度急性期病院へ速やかに転院搬送する連携ネットワークが確立されています。