坂本龍一が愛した丸眼鏡の正体|ジャックデュラン入手術と再販事情

坂本龍一が愛した丸眼鏡の正体|ジャックデュラン入手術と再販事情

坂本龍一が愛した丸眼鏡の正体|ジャックデュラン入手術と再販事情に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

坂本氏の眼鏡史を語る上で欠かせないもう一つの存在が、日本のアイウェアカルチャーを牽引してきた老舗白山眼鏡店(はくさんがんきょうてん)です。

1970年代末から1980年代のイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)全盛期、テクノカットとともに時代を席巻したソリッドなメタルフレームやセルフレームは、白山眼鏡店が手がけたモデルでした。代表作「WINS」をはじめとする直線的かつ構築的なデザインは、当時のアヴァンギャルドなテクノポップの世界観を視覚面から強烈に補強していました。

年代ごとの変遷を追うと、以下のような明確な美意識のシフトが確認できます。

  • 1980年代(YMO〜『ラストエンペラー』期):白山眼鏡店を中心とした、シャープで知的、時に構築的なメタル&コンビネーションフレーム。
  • 1990年代〜2000年代:機能性と軽やかさを兼ね備えたミニマルフレームや、フチなし(ツーポイント)フレームの導入。
  • 2010年代〜晩年:Jacques DurandのPAQUES 506(マットブラック)に定着。有機的な丸みと無機質な艶消し質感が同居するアイコニックなスタイルへ。

エッジの効いた若き日の前衛性から、自然音や環境と調和する晩年の音楽性へ至るプロセスが、そのままアイウェアの選択にも色濃く反映されていたことが分かります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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