すべての引き金は、店舗内で若者が不適切行為に及ぶわずか数十秒のショート動画だった。最初に「TikTok」などの動画共有アプリへ投稿された映像は、瞬く間に転載を重ね「X(旧Twitter)」上で爆発的な炎上を引き起こす。世間から「寿司テロ事件」と形容されたこの凶行は、単なる若気の至りという言葉では決して片付けられない、現代デジタル社会の闇を象徴する重大な時事ニュース・社会問題へと一気に発展した。
店舗を運営する株式会社あきんどスシロー、そして親会社の「FOOD & LIFE COMPANIES」は事態の異常さを即座に察知した。ネット空間の暴走が実社会の店舗経営を根底から破壊する――その恐怖と脅威がリアルに浮き彫りとなった瞬間だった。